一般社団法人 札幌建設業協会

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平成29年年頭所感

一般社団法人 札幌建設業協会 会長 岩田 圭剛

平成29年の年頭に当たり、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
平素より当協会の運営に格別のご高配を賜り心より感謝申し上げます。
さて昨年を振り返りますと、北海道の景気も緩やかに回復しているところで、公共投資や予算も下げ止まりが感じられているところですが、建設業が地域の安全・安心を守り、地域経済の一翼を担っていくためには、将来を見通せる公共事業予算を継続的に確保し、安定した経営基盤を築いていくことが大変重要であります。
関係者が緊密な連携を図りながら取り組んでいく必要があると考えておりますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
また、一昨年の鬼怒川豪雨災害に続き、昨年は、これまで北海道が経験したことのない台風の影響により、全道各地で甚大な被害がもたらされ、北海道の建設業界が一体となって協力し復旧に努めるなど、建設業の使命や役割が広く再認識された1年であったと思います。
昨年、札幌市強靭化基本計画が策定され、今後はこの計画の着実な事業展開がなされていくことを期待するところであり、大規模かつ広域的な災害に対して札幌市と当協会が連携を一層蜜にして、道央圏の強靭化に向けて一層取り組んでいきたいと考えております。
改正品確法に基づく新指針の本格的な運用が進められ、円滑な工事施工などに関して、その効果が現場において少しずつ実感されつつあり、今後も発注者責務と関連連施策の推進について求めて参りますが、我々受注者においても、労働環境の改善など安全で働きやすい職場の実現により一層取り組んでいくとともに、これまでの体験型の現場見学会や保護者見学会などに加え、新入職員を指導する立場の先輩職員への合同研修会をはじめ、ICT技術などの生産性向上に向けたセミナーの開催など建設業のイメージアップとともに、若手職員の入職促進や定着などの取組みについても、これまで以上に積極的に進めていく所存であります。
最後に、昨年は、皆様のご協力をいただき、当協会の創立百周年をつつがなく終えることができ、「3つの心と5つの行動」を示した行動宣言を発信し、今年は、協会101年目で酉年ということでもありますので、会員一同が結束してこの宣言を実践していくことを改めて決意し、新たな時代に向かって飛び立って参る所存ですので、皆様からの変わらぬご支援、ご指導をお願い申し上げる次第です。
本年が実り多い1年となりますようご祈念申し上げ、私からの年頭の挨拶とします。

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